2010年3月20日土曜日

My Sister’s Keeper.

キャメロンディアス主演の邦題は『私の中のあなた』。
日本語のタイトルはとても重要だけど、日本人の英語理解レベルを理解していないのか、共に成長しようとする意志がないのか、元々の題名の意味を邦題からくみ取れるものって少ない・・・のが、残念。

自分自身、配給会社のスタッフが予告編の編集を頼みに言った際に付き添い、
なんでこんなアナログな編集をしてるのか驚いたことがある。
ましてや、配給会社のスタッフが邦題を考える。

映画のタイトルを考えるのに、その制作者はどれだけの力を注いでいるかわかっているのだろうかと思った。
配給はプロかも知れないが、(昨今は売れない洋画は買わない配給会社ばかり。映画館が映画を買わなくてはいけない時代になっちゃった)脚本・演出・コピーのプロじゃないでしょ?

映画配給関係者には、元々の富豪血族が多い。
それ故に自負も多い。

良い映画をよりたくさんの人に見て貰いたいなら、自負を捨て、
原題に敬意を払い、日本人の未来を担う責任をも負うべきだ。

My Sister’s Keeper.

この題名だけで涙が出てくる。

「私の中のあなた」とは似ても似つかない。

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